仕事+子育て+2026中学受験

フルタイム勤務と子育て、中学受験のサポートに奮闘する母のバタバタ日記です。中受ボリュームゾーンの日常をお届けします。

日仏のコロナ対応の違い

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昨年と比べると、小学校の学校行事が行われるようになったり、中学校の学校見学のご案内が増えたり、世の中がwithコロナに変わってきたな、と感じています。

 

先月、パリから一時帰国されている方とお話しする機会がありました。

日仏のコロナ対応の話になり、フランスではマスク着用義務が(ほぼ)無くなり、室内のイベントで大人数で集まることも増え、日本とは全く違う景色だとおっしゃっていました。

 

その方の周りでは、若い人たちがボランティアでお年寄りに電話をして、困っていることがないか聞いているのだそうです。

詳しくは聞けなかったのですが、面識のない高齢者をサポートできるボランティアの仕組みがあるのだとか。

また、SNSで、

「うちのおばあちゃんが買い物に行けなくて困っているんだけど、誰か助けて!」

と発言すれば、すぐに3人くらい名乗り出てくれるのだそうで、素敵なエピソードだと思いました。

 

その方の分析によると、フランス革命の国なだけあって、『みんなで何とかしよう!』という文化なのでは、とのことでした。

日本の、みんなで耐え忍ぶ文化とは対照的だとおっしゃっていました。

日本では若い方に、ウイルスを広めないようになるべく我慢してもらう、という考え方だと思いますが、どうやらフランスでは、動けない人のために動ける人が行動する、という考え方があるようです。

 

また、フランス人はコミュニケーションや表現することをとても大切にするので、マスクをすることは表現やコミュニケーションの自由を奪われるようで抵抗がある、ともおっしゃっていました。

日本では「マスクを外すのが恥ずかしい」という意見も耳にします。

マスク着用に対する感じ方が違うのでしょうね。

 

フランスで沢山の感染者が出ていることも事実ですし、どちらがいい悪いではないと思います。

また、日本でもフランスでも様々な意見があると思いますが、同じコロナ禍でも捉え方が全然違うな、と感じたお話でした。

 

小学3年生の塾選び〜サピックス、早稲田アカデミー、日能研、グノーブル

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小3の次女は中学受験がしたいと言っています。

中学受験以外にも様々な選択肢があるので、私は中学受験はマストだとは思っていません。

でも次女が挑戦したいならば、長女と同じ機会を与えたいです。

「中受親を3年延長か…先は長いな」と思ってしまったことは子どもには内緒です。

本人がやる気なら全力で応援します。

 

候補に考えている4つの塾

次女がやる気になっているので、そろそろ塾選びを進めようと、塾のホームページなど見始めました。

 

まずは長女が通っているサピックスから。

ん?

んん??

半分以上の校舎で3年生の募集を締め切っている…!!

3年前はごく一部の校舎の現象だったのですが…

これが噂の中学受験ブーム?!

1年生なんて、空きがある校舎を探す方が難しいです。

本格的なカリキュラムが始まるのは4年生からで、教室も先生の数も限られています。低学年のクラスはあまり増やせないでしょうね。

調べてみると、サピックス以外にも、校舎や学年によっては募集を締め切っている塾が結構あることに気付きます。

 

…と、他人事のように眺めていますが、次女の代では中受ブームがさらに過熱しているようで、なかなか大変そうです。

 

現在検討しているサピックス早稲田アカデミー日能研、グノーブルを比較してみることにしました。

 

各社の資料と我が家の経験から感じること

【1. サピックス

長女が新4年生から受験学年までお世話になっているので一番馴染みがあります。

カリキュラム、教材、先生、受付の方、ウェブのマイページなど、総合的に満足しています。

実績があり、優秀な子が集まりやすいのは確かです。

サピックスの先生が、「塾が、というより生徒さんがすごいんです」とおっしゃっていました。

 

サピックスはわりとシンプルでさっぱりしていると思います。

システムが分かりやすく、営業をかけられることもほとんどありません。

オプションの講座やテストもあまり無いですし、通塾にかかる費用は事前にはっきりしています。

他の塾は、所属するコースや選ぶ講座によって、内容や費用が変わるところも多いですよね。

 

営業なし、自習室なし、質問教室は最低限で、先生はいい授業をすることに集中できそうです。

実際に、先生方は熱意のある方が多く、授業内容を工夫したり、コース昇降がある中でも子どものことを把握しようと努めたりされていると感じます。

受付の方も感じがいいです。

成績表や資料などは見やすいです。

また、大手なので情報量もすごいです。

塾主催の学校説明会はとてもありがたいですし、毎月いただく情報誌は内容が盛りだくさんです。

 

こちらから連絡しなければ、親は年数回の保護者会動画の配信以外は放置ぎみですが、相談するときちんと対応してくださいます。

良くも悪くも家庭に任される部分が大きいので、そこは好みの問題かと思います。

 

デメリットとしては、進度が速く、面倒見がいい塾ではないので、家庭での(場合によっては必死の)サポート、もしくは個別指導や家庭教師によるサポートが必要となる場合も多いと思います。

お弁当がないこと以外は、共働きに優しいとは感じません。

 

以前書いたサピックスについての感想はこちら↓

ohlife.hatenablog.com

 

【2. 早稲田アカデミー

合格実績でサピックスと比較される早稲田アカデミー

大量演習、熱血指導というウワサを聞き、長女の時には合わないかも、と候補に入れていませんでした。

次女の性格には合っているかもしれません。

ハチマキや合宿など熱いイメージの塾です。

 

コロナ禍では、いち早くウェブ授業の対応をされていて、今は校舎での「対面授業」またはオンラインの「双方向Web授業」を選択して受講可能だそうです。

 

早稲アカで使われている、四谷大塚の「予習シリーズ」は分かりやすいテキストで好きです。

我が家には改定前のテキストがあります。

改定後はサピックス並みに進度の速いカリキュラムに変更されていると聞きます。

 

CM、営業に力を入れている印象があります。

資料請求をしたところ、早速校舎から入塾テストについてのご案内のお電話がありました。

 

【3. 日能研

長女の時に入塾するか迷った日能研

校舎にもよると思いますが、4大塾の中でもアットホームなイメージです。

長女のお友達で、サピックス早稲田アカデミーの宿題の多さや進度の速さが嫌になって、日能研に転塾した子が数名います(^^;;

カリキュラムは他の大手3社と比べると、5年生まではゆっくりで、6年生で急に速くなる(勉強量が多くなる)と聞いています。

難関校から中堅校まで幅広く対応しています。

1クラスの人数は約25名。

 

長女が3年生の時に説明会に参加し、入塾テストと体験授業を受けました。

体験授業が面白かったそうで、娘はその時の先生の話を、しばらく経ってからもよくしていました。

校舎長をはじめ、先生方が気さくで話しやすい雰囲気でした。(これは校舎によると思いますが。)

 

お弁当や軽食を持参する子が多いようです。

 

自習室があり、先生への質問も授業の前後にできる点は魅力的です。

 

【4. グノーブル】

サピックスのカリキュラムを作った先生たちが、10年前に立ち上げた塾です。

なので、カリキュラムの進度、参加型授業、休憩時間無し、基本的に予習禁止、料金体系など、仕組みがサピックスに似ています。

難関校の合格率はサピックスと互角です。

1クラス15~20人程度のサピックスに対して、グノーブルは15人までと、さらに少人数です。

 

グノーブルのカリキュラムで特徴的なのは、国語の長文読解と記述を重視することと、歴史を5年生の1年間をかけて学ぶことだと思います。

 

また、5年生になっても週2日しか通塾日がありません。

習い事などとの両立はしやすそうです。

 

開校してまだ10年目の塾で、細かいシステムなどは色々と変わっているようです。

興味がある場合はネットの情報や口コミに頼らず、塾にお問い合わせされることをおすすめします。

 

3年生時点での科目数と通塾日数

【1. サピックス

算数・国語・理科・社会の4科目

平日または土曜日

週1日(60分×2コマ/日)

 

【2. 早稲田アカデミー

《新3年生の2・3月》

国語・算数の2科目

平日

週1日(50分×2コマ/日)

 

《4月~1月》

算数・国語・理科・社会の4科目

平日

週2日(算数または国語60分+理科または社会40分/日)

 

【3. 日能研

予科教室」は国語・算数の2科目

週1日または2日(校舎によるので確認した方が良いです)

校舎によっては「科学者講座」も受講可能です。

 

【4. グノーブル】

算数・国語・理科・社会の4科目(算数・国語は毎週、理科・社会は隔週)

平日または土曜日

週1日(50分×3コマ/日)

 

授業料について

校舎によって授業料が異なる塾や、季節講習が選択制の塾もあり、単純な比較はむずかしいです。

通塾に掛かる費用は、大手塾だと、最終的にどこもそれほど変わらないと言われています。

3年生時点では日能研が少し安いようでした。2科目だけだからでしょうか。

4-6年生の費用も日能研が若干安いと聞いたことがあります。

また、日能研早稲田アカデミーは特待生制度があります。

 

我が家の第一候補

次女の第一希望は「お姉ちゃんと一緒」という理由でサピックスですが、残念ながら姉と同じ校舎は3年生の募集を締め切っています。

また、3年生の間は週1日だけの通塾を希望していて、次女が理社も早くやりたいと言っているので、現時点で一番有力なのはグノーブルです。

 

まずは行ったことがないグノーブルと早稲田アカデミーの説明会に行ってみます。

後日、サピックスと比較して感じたことを記事にしたいと思います。 

 

(上記は一個人の感想です。コロナ等で変わっていることもあると思いますので、気になったらそれぞれの塾に確認してみてくださいね!)

 

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サピックス6年 5月マンスリーテスト【結果速報】

5月マンスリーテストの結果速報がマイページにアップされました。

 

平均点

4科目合計 282.0 / 500点

算数 82.7 / 150点

国語 93.0 / 150点

理科 55.4 / 100点

社会 51.0 / 100点

 

平均点は4月マンスリーが263.9点と低かったので、今回、20点近く上がったことになります。

娘も、4月のマンスリーや志望校判定サピックスオープンと比べると簡単だったと言っていました。

社会がやや難しかったものの、全体的には標準的なテストでしょうか。

 

社会は外交史の正答率が低かったです。

小学生にとって、外国との関係や他国の地理は難しいですよね。

また、今回初めて公民から出題があり、できた子とできなかった子に分かれたかもしれません。

 

理科は「ばね」と「てこ」で得点できなかった人が多いようです。

問題数が多く、分かっているけれど計算を間違えてしまったり、時間切れになったりした子もいるのではないでしょうか。

長女は「全部は解けないと思ったから、解けそうな問題を探して先にやった」そうです。

 

娘の成績は4月マンスリーから上がり、コースも上がりそうです。

6年生になってから、徐々に成績が上がってきています。

この調子で頑張ってほしいです!

 

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サピックス6年 基礎トレが難しくなっている

6年生のカリキュラムが始まって3ヵ月が経ちました。
もう1/4が過ぎてしまったのね!恐ろしい!

 

さて、一応、毎朝取り組んでいるサピの算数基礎力トレーニングですが、6年生になって難しくなったと感じています。

10問中4問しか正解できない日もあり、一緒に解き直しをしています。(白目)

 

5年生までは1週間かけて数値替え問題を何度も解くので、初回以外はほぼ同じような問題で(今思うと)楽だったようです。

6年生では単純な数値替えが減り、少しひねった問題が出題され、それだけで解けなくなってしまいます。

本当に基礎力がある子は、ひねられても答えられるのでしょうけど…

中学受験で求められる「基礎」は「簡単」という意味ではないのだなー、と実感しています。

 

先輩方が口をそろえて「基礎トレ、大事!」とおっしゃるので、地道に取り組んでいきます。

 

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サピックス6年 5月マンスリーテスト自己採点

今日は5月マンスリーテストでした。

娘が自己採点したところ、4月マンスリーと比べて数十点アップしていました。

ただ、「やった!勘が当たった!」と喜んでいたので、まぐれで当たった問題も見直ししようね、と話しました…。

 

得点率は国語>理科>算数>社会でした。

あれ?段々と社会で得点できるようになってきたと思ったのに!

 

娘とお友達は「理社が難しかったー」と話していたそうです。

理科は計算量が多く、社会の外交史が難しかったようです。

なので、娘の成績で本当にマズイのは算数かもしれません…。

 

中学生向け学習漫画を中学受験の勉強に活用〜『マンガでわかる中学社会 公民』と『中学理科 ゆる4コマ教室』

入試まで9ヶ月を切りましたが、我が家では今でも中学受験勉強の導入に漫画を活用中です。

 

『マンガでわかる中学社会 公民』

「塾の歴史の授業が終わってつまらないな〜。公民、興味ない」と長女が文句を言っているのを聞いて、買った本です。

中学生向けということですが、小学5~6年生くらいの子にも分かりやすく、中学受験と被る内容が多いです。

ギャグ漫画としてのボケとツッコミ、オチが面白く、すらすらと読めます。

詳しい知識やデータを絵で繋ぐ、『漫画もどき』のパターンだと、子どもが途中で読むのをやめてしまうのですが、こちらは8割漫画の漫画らしい漫画なので楽しく読んでいます(笑)

憲法、政治、経済、現代社会、国際社会について書かれています。

 

塾では、初回の授業から日本国憲法の条文を覚えたりするのですが、難解な言葉の多い文章を暗記するのって、

苦行

になりがちですよね。

漫画で読んで、少しでも公民を身近に感じたり、イメージを掴んだりしてもらえたらいいな、と思っています。

 

『中学理科がちゃっかり学べる ゆる4コマ教室』

「はぁ~、ねこねこ日本史の理科版があれば理科も好きになれそうなんだけどな~。ないかな〜」と長女からリクエストがあり、見つけた漫画がこちら。

よくある冒険もの、推理もの、対決もののような理科学習漫画ではなく、「ゆるキャラっぽいかわいいもの」という指定で探したところ、あまり見つかりませんでした。

(「ねこねこ理科」が発売されたら全巻買います!笑)

中学理科なので、中学受験ではやらない単元((遺伝、分子など)も多いのですが、ざっくりと知っておくと理解が深まりますし、中学の予習になります。

 

中学受験では詳しい知識と思考力も問われるため、漫画だけでは物足りないですが、受験勉強の導入と息抜きに活躍しています。

上記の公民は小学5-6年生にもぴったりでおすすめです。

理科はゆるキャラ好きな子、または理科好きで中学理科の世界をのぞいてみたい子におすすめです。

 

サピックス6年 GS特訓


3日間のGS特訓がスタートして、2日が経ちました。

GS特訓はサピックス生にとって初めてのお弁当持参の授業です。

朝から夕方までの長時間にわたる「特訓」を通じて、受験でどのような力が求められているかを体感します。

本格的な志望校対策とまではいきませんが、入試問題演習に挑戦し、受験生としての自覚を育む特訓だそうです。

 

2022年GS特訓の詳細

日程:5月3日・4日・5日(祝日の3連休)

時間:9:00~17:00 (70分授業×6コマ+算数小テスト30分、お昼休憩30分)

 

…お昼休憩短めの会社員ですか!

と突っ込みたくなる時間割ですが、案外楽しかったという子もいるし、GS特訓ではヘロヘロだった子も、その後の通常授業が楽に感じるのだとか。

こんな長時間、子どもを集中させられるなんてすごいと思います。

 

サピックス生は申し込み不要で原則参加です。

事情がある場合は校舎に連絡して不参加にすることもできるようです。

 

志望校別のコース

校舎により設置コースは異なります。

大抵、校舎付近から通いやすい学校、希望者が多い学校のコースが開設されます。

【コース例】

男子校
開成/麻布/武蔵/駒場東邦栄光学園慶應普通部/早稲田/早大学院コース など
女子校
桜蔭/女子学院/雙葉/フェリス女学院コース など
共学校
慶應湘南藤沢/早稲田実業渋谷幕張コース など

 

単独の学校名のコースと、複数の学校をまとめたコースがあります。

どのコースに入るかは、事前提出の志望校調査用紙に記入した志望校、およびマンスリー・組分けテストの結果をもとに、サピックス側が決定します。

変更を希望する場合は校舎に相談できるそうです。

 

GS特訓の授業内容

1日に算数2コマ、国語2コマ、理科1コマ、社会1コマを受けます。

校舎やコースによって異なると思いますが、土特に似たGS特訓用のプリントが配られ、先生から指示された問題を解いてきました。

範囲は社会の公民以外全てて、その中から担当の先生が取り組む問題を選んでいるようです。

 

GS特訓を受けた娘の様子

娘によると、GS特訓は「土特を長くして難しくした感じ」だそうです。

かなり長時間の講習なのでヘロヘロになって帰ってくると思いましたが、元気でした。

「集中してたからあっという間だったし、そんなに疲れなかった」そうです。体力ある…!

好きな先生の授業を受けられて楽しかったようです。

また、授業点でコース変動の可能性もあり、やる気が出た様子。

 

GS特訓の復習はほとんどできていません…。

内容が難しくて、復習に時間がかかる割に効果が薄そうな問題はスルーします。

苦手単元の把握と、惜しかった問題の見直しをするつもりです。