サピックス生の親がやること
通塾を始めてから1ヶ月、親がやるべきことが分かってきました。
小学生の子どもが塾通いをする場合、親のサポートが色々と必要です。
例えば、
- テキスト、プリントの管理
- 家庭学習の計画を立てる
- 子どもを上手くやる気にさせたり、心のケアをする
- 入試や志望校についての情報収集
- 学校説明会や文化祭、入試や各種手続きなどのスケジュール管理
- 塾弁(サピックスは弁当不要)や送り迎え
- 健康管理
などなど。
子どもの性格にもよるし、どこまで手伝うかにもよりますが、ただ塾に行かせるだけではなく、様々なサポートが必要だと考えると、親にも覚悟がいりますね。
もちろんお金も。中学受験には2〜300万円かかるそうですから…頑張って働こう。
サピックスに通わせていて今のところ一番大変なのが、プリント(テキストやテスト)の管理と、学習スケジュール(タスク)の管理です。
プリント管理
サピックスはテキストがプリント形式で量が多く、管理が大変です。
表紙にテキスト番号が書いてあるのですが、どんどん新しいプリントを持って帰ってくるので、今どれをやってるのか分からなくなってきます。
我が家では教科ごとに無印のファイルボックスに入れています。
親が丸つけをしたり、一緒に解き直しが必要なものは別のボックスにいれて、スキマ時間にすぐに取り掛かれるようにしています。
理社は赤い下敷で答えを隠して復習できるページがあるので、復習用に分けてまとめています。
小テストも取っておき、マンスリー・復習テストの前などに復習します。
そして、マンスリーテストの後くらいのタイミングで、フェローズのダンボ―ル箱に移していって、保管しています。
学習スケジュール管理
プリントやウェブ上のマイページで授業やテストのスケジュールを把握するのはもちろん、家庭学習で何をいつやるかも一緒に計画しています。
家庭学習は授業で範囲を指定されるので、次の週までに取り組みます。
まずは、この1週間分のタスクを細かくリスト化します。
そしてこれを勉強に当てられる時間に割り振り、毎日の学習計画を立てています。
家庭学習の内容は、授業の復習、テキストの確認問題、毎日取り組む基礎学習や、テスト範囲の学習などです。
4年生の場合、一週間で以下のような宿題が出ます。
《算数》
・基礎力トレーニング(計算と一行文章題)を毎日1ぺージ
・A授業(前回の復習をする授業)の復習
・Aテキスト計算トレーニング
・B授業(新しい内容を学ぶ授業)の復習
・Bテキスト練習問題
・テストの間違い直し
《国語》
・漢字練習
・言葉ナビ(ことわざや慣用句など)の暗記
・A授業(言葉や読解ポイントの学習)の復習
・Aテキスト練習問題
・B授業(長文、記述問題の学習)の復習
・Bテキスト練習問題
・テストの間違い直し
《理科》
・授業の復習、テキストの通読
・テキストのポイントチェック、確認問題
・デイリーステップを毎日1題ずつ
・テストの間違い直し
《社会》
・授業の復習、テキストの通読
・テキストの確認問題
・テストの間違い直し
ざっくり分けても20項目以上。それぞれスムーズにこなせても10-15分はかかります。
実際には分からなくて調べる、間違えて解き直す、気分が乗らず遊んで過ごすなど、なかなか進まず…
我が家はまだ手探り状態なこともあり、1週目は指定された内容の3割、2週目から4週目は6〜8割しかこなせていません。
サピックスの説明会では、4年生の理想的な週の学習時間は8〜10時間とのことでした。
フルタイム共働きは働いている日はほとんど放置になるかと思います。一緒に教えながら取り組もうとすると、休日の自由時間はつぶれます。かといって、子どもに一人でやらせても、あまり進まないことも。
計算、漢字、理科の問題など、毎日コツコツと取り組むといいものも色々とあり、
『今朝はまだ計算やってなくて起きた気がしないわ』
なんて本人が思うくらい、ルーティン化できると嬉しいなーと、妄想しております。
できれば指定された宿題以外にも、苦手な単元の復習、マンスリー・復習テストや組分けテストに向けた対策なども計画してあげた方がいいです。
全てやるとすごい量なので、終えられない場合は子どもに合わせて取捨選択が必要です。
慣れてきたらプリントやスケジュール管理を少しずつ子ども本人に任せていきたいと思います。
学習内容が難しくなってきたら、もう親が教えられなくなりそうです。
今はまだ新4年生ということもあり、習い事や友達との遊び、家族とのお出かけなども楽しんでほしいと思っています。
生活や遊びから得られる学びも多いと思いますし、親子で息切れしてしまわないように!
また、我が家のタスク管理方法はこちら↓
我が家の1週間の家庭学習スケジュールと、計画の立て方についてもまとめました↓