『二月の勝者』はいつもkindleで読んでいるのですが、『二月の勝者』とおおたとしまささんのコラボ本が出たと知り、こちらは単行本を購入しました。
受験生本人ではなく親向けの本で、親から子どもに伝えたい100の言葉と、それに合わせた『二月の勝者』の一コマが見開きで載っています。
「この本は子どもにそのまま渡して読ませるようなことはしないでください。親自身が読んでから、必ず親の口からお子さんに伝えてください」と書かれてあり、そのつもりだったのですが、私が読んでいるところを長女に見つかり、興味津々な長女と一緒に読むことになってしまいました。
長女は『二月の勝者』は読んでいませんが、この本だけでも面白いと言っています。
母は『二月の勝者』で毎度毎度号泣しており、時折マンガの場面を思い出してウルウルしております。
それぞれのメッセージも大切なことばかりで、分かってはいるけどつい親が手出し口出ししすぎだな、とか、相対評価も大事だけど、自分との対話を大切にしてほしいな、とか、改めて受験との関わり方を見つめ直すきっかけになりました。
「中学受験を後から振り返ったときに、親子でそれぞれ成長できたよねと笑って言い合えるような経験にしてもらいたい。」とおおたさんがおっしゃっていますが、本当にそうできるように心がけたいです。
『ただ1番になりたいだけの人は、他人を蹴落とそうとする。
自分を高めたい人は、他人の努力を尊敬できる。
ぜひ、後者になってほしい。』
『大切な決断は、自分自身でしなさい。
他人にきめさせたら、いつか何かうまくいかなくなったときに、他人のせいにしたくなっちゃう。』
痺れますね。
受験に熱くなりすぎた時、上手く行かず落ち込んだ時などに、また読み返して、我が家にとって勉強、受験、人生とは何かという大切なことを振り返りたいと思います。