長女はサピックスでアルファベットコースの中ほどをさまよっており、我が家にとってサピックスの上位コース、アルファは未知の世界です。でもお友達にアルファの子がいたり、先生がアルファの子たちの話をしたりするそうで、たまに娘がその様子を話してくれます。娘が個人的に聞いてきた話だけですが、アルファベットの子が見聞きしたアルファの世界の一部をご紹介します。
事例1. サピックスの先生から聞いた話
先生が授業中に、「アルファの子たちはこうだよ」という話をすることがあるそうです。
娘が聞いた話だと、
・アルファではより難しい問題が宿題に出ている
・アルファでは小テストの制限時間が短い
・アルファベット中位コースでは平方数(11×11,12×12…)は夏休みの間に覚えるよう言われたが、アルファでは夏休みに入った時点ですらすら答えられるかチェックされた
など、やはりレベルが違うことが先生の話からも伺えます。娘はびっくりしています。
ただ、アルファの子でも初歩的な間違いをすることがあるのでみんなも頑張って、なんて話もされたそうです。
事例2. 勉強熱心なお友達
娘はサピックスでお友達ができ、テストやコース、勉強の話などをしているそうです。
お友達の中にアルファコース在籍の子がいます。その子に「理科のポイントチェックと、社会のデイリーステップをコピーして、マスキングテープでトイレに貼っておくといいよ!」とアドバイスをもらったそう。
勉強のアドバイスをくれるなんて、ナイスなお友達!意識高いんだろうな(^^)
私はゴチャゴチャするのが嫌で、トイレに学習ポスターなどを貼るのは今までさけてきたのですが…お友達から勉強のアドバイスをもらって、やってみたいという思い、尊重したいじゃないですか。
ついに、トイレのプリント貼りを解禁しました。
パパは懐かしいと笑っていて、次女は「何これ意味がわからない」と困惑(そりゃそうだ)。
まだ特にはっきりとした効果はないのですが、今後はおすすめのまとめプリントなどを貼ってみようかと思います。分数と少数の変換(1/4=0.25など)とか、夏休みの課題だったのに覚えられなかった平方数のゴロ合わせとか。
このお友達はどのテキストも間違えた問題は解けるまで何度も解くし、いつも夜12時くらいまで勉強しているそうです。またまた娘はびっくりです…これはうちでは真似できないかな(^^;
事例3. アルファベットコースでご一緒した後、アルファに上がった、賢く優しい少年
サピックスでは国語以外の小テストの採点を隣の席の子がします。隣の子によって、丁寧だったり雑だったり、たまに採点が間違っていたりと色々なのですが、私が採点の仕方を見て感動した少年がいました。丸つけが丁寧で字がきれい、点数の計算はいつも合っているし、娘が100点を取れた時は、花丸にニコニコやキラキラマークも付けてくれるサービス精神。毎回、優しくしっかりした人柄がにじみ出るような採点でした。きっと保護者の方が素敵な丸つけをされているんだと思います。娘は嬉しくて、その子の答案にも工夫した花丸をかいていると言っていました。
少年は発言も頭良さそうとのこと。
その後のテストでアルファに上がられたと聞いて、納得でした。これからも輝いてね!!
たまたま近くにいたアルファ在籍者を取り上げてみましたが、コース関係なく素敵な生徒さんがいます。娘も、みんなのいいところに刺激を受けてくれますように!