勉強の原動力になる報酬=ニンジン
私が小学生だった頃、母からよく「宿題が終わったら『りぼん』読んでいいよ」と言われていました。
ずるい…と思いながらも宿題をこなし、その後に愛する少女漫画の最新号を堪能していた私。
娘が小学生になり、恐ろしいことに同じことをしてるんですね。
我が家では、娘が苦手な宿題を完了した時や、面倒なテスト直しを終えた時、塾のクラスが上がった時などに、漫画の単行本をプレゼントしています。
ニンジンをぶらさげて勉強をさせることには賛否両論あるかと思いますが、我が家ではニンジンに助けられています。
漫画が待っていると思うと、娘は苦手な宿題でもやる気になります。
また、始めは嫌がっていた宿題も、ニンジンに釣られて取り組んでいるうちに、習慣化することができました。
なぜ漫画なのか
一番の理由は、気づいたら娘が漫画好きになっていたからなのですが…
娘が好きな時に手に取れて、短時間でも気分転換しやすいため、勉強と並行して楽しみやすいようです。
親からしても、
・ゲームと比べると途中で中断しやすい
・漫画から学べることも多い
・一冊数百円〜千円程度で高くない
などの理由もあり、ご褒美は漫画に落ち着きました。
甘いものやスマホゲームなどでも釣ってみましたが、娘には漫画が一番合っていたようです。
ちなみに私はゲーム機は中学受験が終わるまで買わないと決めています。受験前になって没収するのもかわいそうかと思って…
ただし、親が管理しているスマホやタブレットで、時間を決めてパズルやポケモンGOなどをやることは可能です。
適度に楽しみ、課金や広告のワナを回避し、オンラインでも相手の方に敬意を払うことなどの感覚を一緒に養います。
報酬が無くなったら勉強しない?
最初はよくても、そのうち報酬がないと勉強しない子になるのでは?と思われるかもしれません。
私が小学生の頃、始めは『りぼん』が読みたくて勉強していましたが、中学受験まで、まじめに勉強できました。6年生は受験モードだったので漫画はあまり読まず、中学生になって再度ハマった記憶があります。
大人になった今も、勉強は好きです。本を読んだり、資格を取ったり、短期講座などを受講したりして楽しんでいます。
なので、個人的な経験からもニンジンに頼ること自体は問題ではないと思っています。
塾だって通信教育だって、シールやポイント、プレゼントなどで釣っています。
きっと報酬の有無よりも、やり方が大事なのでしょう。
報酬を与えるときのコツ
娘が塾に通い始めたばかりで、塾の宿題を嫌がっていた頃に、『小学生の子が勉強にハマる方法』という本を読みました。
話題になった本です。
勉強を楽しむための方法が色々と紹介されていて、全体的に参考になりました。
ご褒美をあげるときのコツについても書いてあります。
本の内容も参考に、また、娘の様子に合わせて、
・こまめに小さなご褒美をあげる
・少し頑張ったらできそうな目標にする
・ご褒美なしでも取り組めるものにご褒美を設定しない
・ご褒美を自分で決めさせる
といったことに気を付けながらご褒美を設定しています。
小4娘の最近のお気に入り漫画
娘が最近気に入っているマンガが
このタイトルに反応してくださった方は同年代でしょうか!なつかしいですね!
母が何度も泣かされた名作を、娘も読んでいます。
大人になってから読んでも甘酸っぱい気持ちになります。
それと、このブログには何度も登場している
『Dr.STONE』
面白いだけではなく、理科の勉強にもなり、宿題のご褒美に最適だと思っています。
先日、最新巻が出たばかり。
もちろん買ってあって、今月の組分けテストの直しが終わったらプレゼントする予定です。
勉強もご褒美も、どちらも楽しんでくれたらいいと思います!