仕事+子育て+2026中学受験

フルタイム勤務と子育て、中学受験のサポートに奮闘する母のバタバタ日記です。中受ボリュームゾーンの日常をお届けします。

保護者の悩みに寄り添う『中学受験 親のかかわり方大全』

初めての中学受験サポートでまだまだわからないことも多く、『中学受験 親のかかわり方大全』という本を読んでみました。

著者は花まるグループ・スクールFC代表の松島伸浩先生

自立した学習を通して、子どもが中学進学後も伸びつづける、どの家庭にとっても意味のある「幸せな受験」を目指されているそうです。

 

 

何だか物々しいタイトルでちょっと購入を躊躇しましたが(笑)、読んで良かったです。

 

本書では、中学受験をする子への保護者のかかわり方について、受験準備期、4年生、5年生、6年生、中学進学と、時系列でまとめてあります。

わかりやすい文章で、読みやすいです。

 

勉強の仕方などの具体的なアドバイスと、様々なお子さんの事例が紹介されています。

そして、よくある保護者の悩みについて、著者が子どもと親の両方の気持ちに寄り添った温かいエールをおくってくれています。

 

特に初めての中学受験では先が見通せず、親が焦ることも多いと思いますが、本書は中学進学の先を見据えて、受験の各段階での親の心構えを教えてくれます。

次々に湧き出る疑問や悩みに丁寧に答えてくれますので、お子さんが既に塾通いを始めている場合でもおすすめです。

 

保護者の悩みが本当、あるあるばかりで。

  • 塾選びと低学年の学習についての疑問
  • 習い事との両立は?
  • ケアレスミスが直らない
  • 成績が落ちた、勉強についていけない
  • 受験校決定の悩み
  • 6年生になっても受験生としての自覚がない
  • 思春期、反抗期で困っている

などなど。

「うちのことかしら?」と思うような事例が取り上げられています。

 

焦らない、でもあきらめない」というスタンスで、読むと落ち着いて前を向けるような語り口で安心感があります。

6年生まで何度も読み返したい本でした。