小学生が使う辞典は紙がいい?電子辞書はどう?
我が家では小2の次女は紙の国語辞典、小5の長女は電子辞書を使っています。
基本的には低学年は紙の辞典、高学年では電子辞書がおすすめです。
紙の辞典と電子辞書、それぞれのいいところを比較してみます。
紙の辞典のメリット
辞書引きの基本が身につき、言葉のしくみを理解できる
調べたい言葉を引くのに少し工夫が必要な紙の辞書。
その分、試行錯誤しながら言葉を調べたり、言葉同士のつながりを意識できたりして、辞書引きの基本が身につき、言葉のしくみを深く理解できます。
学校の授業でも辞書の引き方を学ぶので、最初に購入する辞書は紙の辞書がいいですね。
全体が見やすく、思わぬ発見がある
紙の辞書の場合、調べたい言葉の周辺の言葉も目に入ります。
調べるついでに他の言葉も学べ、思わぬ発見も多いでしょう。
本のように辞書を読めたら、語彙力がつくでしょうね。
電子辞書はスクロールしないといけませんが、紙の辞書では言葉の使い方や、つづりの似た言葉なども一目でわかります。
直接書き込みができ、使い込んでいくと達成感がある
紙だと直接書き込みをする、マーカーを引く、ふせんを貼るといったことが可能です。
使い込んでいくとそれが目に見える形で現れ、達成感があります。
電子辞書にもマーカー機能などがありますが、紙と同じようにはいきません。
次女はドラえもんの学習漫画で辞書引き学習について知り、国語辞典で言葉を調べる度にふせんを貼っています。 ふせんが増えるのが楽しいそうです。
価格が安い
電子辞書は2-3万円ほどしますが、紙の辞書は1冊2-3千円です。
決まった辞書しか使わないのであれば紙の辞書を買った方が安いです。
まんが辞典もおすすめ
以下の記事で紹介しましたが、まんが辞典もおすすめです。
絵やまんがですとイメージがしやすく、楽しく学べます。
まんがで学べるのも紙のメリットですね。
電子辞書のメリット
圧倒的な情報量
電子辞書の最大の特徴は、1台にいくつもの辞書やコンテンツが収録されていることです。
国語辞典、漢字辞典、類語・ことわざ辞典、和英・英和辞典、百科事典、理社用語集、さらには英検や漢検の問題集など、使いきれないほどの充実ぶりです。
最近のものは機能もすばらしく、タッチペン操作、動画や音楽再生、手書き入力、画像検索までできます。
調べたい内容がすぐに出てくる
検索すればすぐに調べたい内容が出てくる電子辞書。
パソコンやゲーム機のように直感的に操作ができ、遊び感覚で辞書を引くことができます。
すぐに調べものができるので、時間がない受験生にもおすすめです。
英語の発音が聞け、動画コンテンツもある
英語学習に活用できるコンテンツが多いのも魅力です。
紙の辞書ではできない、発音の確認もできます。
我が家で使っている電子辞書にはNHKの英語アニメ『リトル・チャロ』が収録されていて、子どもたちがよく見ています。
コンパクトで持ち運びに便利
これだけのコンテンツが小さな端末に詰まっていて、場所を取らず、持ち運びにも便利です。
我が家で使用している辞書
我が家で使っている紙の国語辞典は三省堂の小学国語辞典です。
見やすくて気に入っています。
電子辞書はカシオ エクスワードの小学生モデルです。
国語・英語・調べ学習用のコンテンツが充実していて、ルビ表示やイラスト、動画など、小学生向けの工夫がされています。
英和・和英・英英辞典や、『デジタル大辞泉』など、中学生になってからも活用できるコンテンツが収録されています。
小学生・中学生モデルの方は高校入試まで見据え、さらに充実した内容になっています。
キクタンなどの英語コンテンツが大量に収録されており、英語以外の言語、中学の数学、理科、社会などもカバーしています。
まとめ
初めての辞書は紙がおすすめですが、英語学習に利用したい場合や、中学受験をする場合は3-4年生くらいから電子辞書が便利だと思います。
高学年で電子辞書を購入するなら、中学生まで使えるモデルがおすすめです。小学生にはオーバースペックですが、長く使えます。