塾で「水溶液の性質」について学んでいます。
我が家の長女は水溶液がとっても苦手です。
もともと興味がない上に、見たこともない水溶液とやったことのない実験の結果を覚えるのは難しいようです。
塾で実験までやってくれたら嬉しいですが、そこまではしてくれません。
(理科実験をする中学受験塾もありますね。)
少しでも興味を持ってもらえればと思い、水溶液の実験を家でやってみることにしました。
使用したのは、こちらの実験セット。
本来は学校教材として販売されているものです。
セット内容はこちら↓
いくつかの実験のやり方を紹介する説明書も付いていて、様々な自由研究にも使えそうなキットです。
このセットに含まれるものだけでも様々な実験ができますが、
塩酸、水酸化ナトリウム水溶液、炭酸水などを用意すると実験の幅が広がります。
炭酸水はいいとして、塩酸や水酸化ナトリウムなんて普通に売ってないよ…
と思われる方。
簡単に液性を調べたり、水溶液同士や金属との反応を見たりしたい、という場合、
サンポールには塩酸が9.5%、
パイプユニッシュプロには水酸化ナトリウムが2%含まれています。
アルミニウム板や亜鉛板をいれると、ちゃんと反応して泡が出てきます。
ただし、界面活性剤なども含まれているので、しばらくそのままにしておくと泡でもっこもこになります笑
↑左は「サンポール+亜鉛板」、右は「パイプユニッシュ+アルミニウム板」
純粋な塩酸と水酸化ナトリウムではないので本格的な実験には向きませんが、手軽に少量使う分には、とても便利です。
他にもリトマス紙で液性を調べたり、石灰水と炭酸水を混ぜて反応を見たりしました。
我が家では結局、小5の長女よりも、小2の次女の方が実験を楽しんでいました。
これは個性の問題かも…?
少しはリアルに感じてくれると思いますので、よかったらお試しください。
強力な薬品を使いますので、取り扱いの注意点をお子さんによく言い聞かせて、安全対策をした上で行ってくださいね。