仕事+子育て+2026中学受験

フルタイム勤務と子育て、中学受験のサポートに奮闘する母のバタバタ日記です。中受ボリュームゾーンの日常をお届けします。

小学3年生の塾選び〜サピックス、早稲田アカデミー、日能研、グノーブル

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小3の次女は中学受験がしたいと言っています。

中学受験以外にも様々な選択肢があるので、私は中学受験はマストだとは思っていません。

でも次女が挑戦したいならば、長女と同じ機会を与えたいです。

「中受親を3年延長か…先は長いな」と思ってしまったことは子どもには内緒です。

本人がやる気なら全力で応援します。

 

候補に考えている4つの塾

次女がやる気になっているので、そろそろ塾選びを進めようと、塾のホームページなど見始めました。

 

まずは長女が通っているサピックスから。

ん?

んん??

半分以上の校舎で3年生の募集を締め切っている…!!

3年前はごく一部の校舎の現象だったのですが…

これが噂の中学受験ブーム?!

1年生なんて、空きがある校舎を探す方が難しいです。

本格的なカリキュラムが始まるのは4年生からで、教室も先生の数も限られています。低学年のクラスはあまり増やせないでしょうね。

調べてみると、サピックス以外にも、校舎や学年によっては募集を締め切っている塾が結構あることに気付きます。

 

…と、他人事のように眺めていますが、次女の代では中受ブームがさらに過熱しているようで、なかなか大変そうです。

 

現在検討しているサピックス早稲田アカデミー日能研、グノーブルを比較してみることにしました。

 

各社の資料と我が家の経験から感じること

【1. サピックス

長女が新4年生から受験学年までお世話になっているので一番馴染みがあります。

カリキュラム、教材、先生、受付の方、ウェブのマイページなど、総合的に満足しています。

実績があり、優秀な子が集まりやすいのは確かです。

サピックスの先生が、「塾が、というより生徒さんがすごいんです」とおっしゃっていました。

 

サピックスはわりとシンプルでさっぱりしていると思います。

システムが分かりやすく、営業をかけられることもほとんどありません。

オプションの講座やテストもあまり無いですし、通塾にかかる費用は事前にはっきりしています。

他の塾は、所属するコースや選ぶ講座によって、内容や費用が変わるところも多いですよね。

 

営業なし、自習室なし、質問教室は最低限で、先生はいい授業をすることに集中できそうです。

実際に、先生方は熱意のある方が多く、授業内容を工夫したり、コース昇降がある中でも子どものことを把握しようと努めたりされていると感じます。

受付の方も感じがいいです。

成績表や資料などは見やすいです。

また、大手なので情報量もすごいです。

塾主催の学校説明会はとてもありがたいですし、毎月いただく情報誌は内容が盛りだくさんです。

 

こちらから連絡しなければ、親は年数回の保護者会動画の配信以外は放置ぎみですが、相談するときちんと対応してくださいます。

良くも悪くも家庭に任される部分が大きいので、そこは好みの問題かと思います。

 

デメリットとしては、進度が速く、面倒見がいい塾ではないので、家庭での(場合によっては必死の)サポート、もしくは個別指導や家庭教師によるサポートが必要となる場合も多いと思います。

お弁当がないこと以外は、共働きに優しいとは感じません。

 

以前書いたサピックスについての感想はこちら↓

ohlife.hatenablog.com

 

【2. 早稲田アカデミー

合格実績でサピックスと比較される早稲田アカデミー

大量演習、熱血指導というウワサを聞き、長女の時には合わないかも、と候補に入れていませんでした。

次女の性格には合っているかもしれません。

ハチマキや合宿など熱いイメージの塾です。

 

コロナ禍では、いち早くウェブ授業の対応をされていて、今は校舎での「対面授業」またはオンラインの「双方向Web授業」を選択して受講可能だそうです。

 

早稲アカで使われている、四谷大塚の「予習シリーズ」は分かりやすいテキストで好きです。

我が家には改定前のテキストがあります。

改定後はサピックス並みに進度の速いカリキュラムに変更されていると聞きます。

 

CM、営業に力を入れている印象があります。

資料請求をしたところ、早速校舎から入塾テストについてのご案内のお電話がありました。

 

【3. 日能研

長女の時に入塾するか迷った日能研

校舎にもよると思いますが、4大塾の中でもアットホームなイメージです。

長女のお友達で、サピックス早稲田アカデミーの宿題の多さや進度の速さが嫌になって、日能研に転塾した子が数名います(^^;;

カリキュラムは他の大手3社と比べると、5年生まではゆっくりで、6年生で急に速くなる(勉強量が多くなる)と聞いています。

難関校から中堅校まで幅広く対応しています。

1クラスの人数は約25名。

 

長女が3年生の時に説明会に参加し、入塾テストと体験授業を受けました。

体験授業が面白かったそうで、娘はその時の先生の話を、しばらく経ってからもよくしていました。

校舎長をはじめ、先生方が気さくで話しやすい雰囲気でした。(これは校舎によると思いますが。)

 

お弁当や軽食を持参する子が多いようです。

 

自習室があり、先生への質問も授業の前後にできる点は魅力的です。

 

【4. グノーブル】

サピックスのカリキュラムを作った先生たちが、10年前に立ち上げた塾です。

なので、カリキュラムの進度、参加型授業、休憩時間無し、基本的に予習禁止、料金体系など、仕組みがサピックスに似ています。

難関校の合格率はサピックスと互角です。

1クラス15~20人程度のサピックスに対して、グノーブルは15人までと、さらに少人数です。

 

グノーブルのカリキュラムで特徴的なのは、国語の長文読解と記述を重視することと、歴史を5年生の1年間をかけて学ぶことだと思います。

 

また、5年生になっても週2日しか通塾日がありません。

習い事などとの両立はしやすそうです。

 

開校してまだ10年目の塾で、細かいシステムなどは色々と変わっているようです。

興味がある場合はネットの情報や口コミに頼らず、塾にお問い合わせされることをおすすめします。

 

3年生時点での科目数と通塾日数

【1. サピックス

算数・国語・理科・社会の4科目

平日または土曜日

週1日(60分×2コマ/日)

 

【2. 早稲田アカデミー

《新3年生の2・3月》

国語・算数の2科目

平日

週1日(50分×2コマ/日)

 

《4月~1月》

算数・国語・理科・社会の4科目

平日

週2日(算数または国語60分+理科または社会40分/日)

 

【3. 日能研

予科教室」は国語・算数の2科目

週1日または2日(校舎によるので確認した方が良いです)

校舎によっては「科学者講座」も受講可能です。

 

【4. グノーブル】

算数・国語・理科・社会の4科目(算数・国語は毎週、理科・社会は隔週)

平日または土曜日

週1日(50分×3コマ/日)

 

授業料について

校舎によって授業料が異なる塾や、季節講習が選択制の塾もあり、単純な比較はむずかしいです。

通塾に掛かる費用は、大手塾だと、最終的にどこもそれほど変わらないと言われています。

3年生時点では日能研が少し安いようでした。2科目だけだからでしょうか。

4-6年生の費用も日能研が若干安いと聞いたことがあります。

また、日能研早稲田アカデミーは特待生制度があります。

 

我が家の第一候補

次女の第一希望は「お姉ちゃんと一緒」という理由でサピックスですが、残念ながら姉と同じ校舎は3年生の募集を締め切っています。

また、3年生の間は週1日だけの通塾を希望していて、次女が理社も早くやりたいと言っているので、現時点で一番有力なのはグノーブルです。

 

まずは行ったことがないグノーブルと早稲田アカデミーの説明会に行ってみます。

後日、サピックスと比較して感じたことを記事にしたいと思います。 

 

(上記は一個人の感想です。コロナ等で変わっていることもあると思いますので、気になったらそれぞれの塾に確認してみてくださいね!)

 

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