仕事+子育て+2026中学受験

フルタイム勤務と子育て、中学受験のサポートに奮闘する母のバタバタ日記です。中受ボリュームゾーンの日常をお届けします。

低学年からの通塾は必要なのか?

低学年からの塾通い

最近は低学年から通塾する子が増えているようですね。

長女の時と比べても、次女の代では、既に塾通いをしている子が増えています。

 

私は、低学年からの通塾は必要か不要かで言ったら不要、ただし、本人が行きたがるなら習い事として通うのもあり、そして通塾は不要だけど家庭学習の習慣は必要だと思います。

 

早くから通塾した方が受験に有利なのか?

小6の長女とお友達や、既に中学生になっている子たちの話を聞いていると、早くから通塾している子の6年生時の成績がいいとも限りません

当たり前ですが。

本格的なカリキュラムが始まる小3の2月以前からサピックスに通っている子の入塾後の成績は、みんなバラバラです。

上位クラスに居続ける子、上位から中・下位に下がる子、成績が上がらず塾を辞めていく子など、様々です。

最初から最後まで上位コースに居続ける子もいるでしょうし、先取りしている子が途中で追い越されたり、勉強が難しくなるにつれてついていけなくなったりすることもあるでしょう。

入試を迎える時の仕上がり具合という意味では、1年生から通塾しようが、4年生から通塾しようが、大きな差があるようには見えません。

最終的には子どもの適性や家庭環境、本格的なカリキュラムが始まる4年生からの取り組み方が大事なので、低学年で焦って塾に入れる必要はないと思います。

 

席取りのための通塾について

こういったことを承知の上で、サピックスでの席取りのために低学年から通っている子も多いと聞きます。

個人的には席取りは不要だと思います。

サピックスは空きがなくても、学年が上がるタイミングなどに定期的に生徒を募集していますし、キャンセル待ちも可能です。(2022年現在)

日々の家庭学習を進めながらタイミングを待てば大丈夫だと思います。

家庭学習は大事ですね。入塾テストは難しいですし、塾は入ってからが大変です。

 

また、サピックスは飽和状態ですが、他塾も頑張っています。

クラス数を増やしているところもあります。

 

ちなみに、我が家では最初、次女を長女と同じサピックスの校舎に通わせようと考えていましたが、サピックスが一杯でした。

空き待ちをしたところ、数ヶ月後にサピックスから空きが出たとの連絡がありました

しかし、その時にはすでに次女が他塾に通うことを決めており、サピックスの空き待ちはキャンセルしました。

 

通塾よりも大切なこと

子どもが低学年のうちは、机上の勉強だけではなく、様々な体験をさせてあげたいです。

本格的な受験勉強が始まると、勉強以外の体験ができる時間が少なくなっていきます。

勉強に関することだって、算数の数や図形、物語文の登場人物の気持ち、理科の実験や動植物の様子、各地方の特色など、実際に見て、触れて、体験した経験がないと、なかなか理解できないですよね。

塾ではテキストと、せいぜい動画を使っての学習です。(たまに実物を見せてくれることもあるみたい。)

 

今の時代、大学進学や仕事を進める上でも、勉強以外の経験もますます重要になっていくと思います。

公園遊びやお友達との自由な遊び、ぼーっとする時間も立派な体験だと思います。

通塾には時間もお金もかかりますから、他にやりたいことがあるなら無理に早くから通塾しなくてもいいのではないでしょうか。

 

また、「低学年で大事なのは通塾ではなく家庭での学習習慣」というのも、色々なところで言われていることですね。

低学年からの通塾の有無よりも、いざ塾に通い始めた時に受験勉強についていける、基礎学力や家庭学習の習慣が身に付いているかどうかが大事だということです。

 

子どもが塾に行きたがるならOK

もちろん、好きな教科があったり、新しいことを学ぶのが好きだったりして、子どもが塾に通いたがる場合はいいと思います。

中学受験塾でも、低学年の子どもたちが各教科に興味を持てるように、楽しい授業を展開されています。

実験教室などが開催される場合もあります。

 

入試に有利かとか、席を確保したいとか、大人の事情は置いておいて、子どもがやりたければいいと思います。

娘のお友達で、「学校に居場所がなかったけれど、塾は楽しい!」と言っているお子さんもいます。

 

次女はなぜ3年生の夏から通塾を始めたか

次女は小3の夏から通塾しています。

小3の2月以前の通塾不要論を唱えながら、なぜ少し早い夏から通塾を始めたかと言うと、一番の理由は、次女が塾に行きたいとしつこく言っていたからです

次女は難しい問題に挑戦したいし、自分がやりたいことをできる中学校を選びたいのだそう。

上の子を見ているからなのか、我が子ながらびっくりです(笑)

長女の過酷な受験生活を見ていて、それでも塾に行きたいと言っているので、通わせてみることにしました。

 

親としては、塾にペースメーカーになってほしいと思いました。

6年生の長女のサポートをしていると、つい、次女の家庭学習を後回しにしてしまいます。

本当は私が二人分しっかりと見てあげられるといいのですが、両方同時に気を配るのは難しく…

塾のペースに合わせて、次女の毎週の学習スケジュールを立てたいと思いました。

 

長女の経験からも、小3の2月時点で家庭学習の習慣がついていることはとても大事だと思います。

長女の時は学校の宿題以外の学習習慣があまりついていなくて、机に向かってもらうだけでも大変でした…。

次女は早めの塾通いで、家庭学習に慣れてほしいです。

 

次女を塾に通わせてみて

今のところ次女は塾の授業を楽しんでおり、宿題もだいたい指示通りに取り組めているので、満足しています。

 

塾でやっている内容は、受験勉強を始める前の準備運動だと思います。

学校の勉強よりは難しいことをやりますが、家庭でドリルや図鑑などを使って学べるレベルです。

先取り学習をされているご家庭の方がよほど進んでいることをしているはずです。(塾は先取りを嫌がりますが。)

 

塾は先生やお友達とのやり取りがある、自分では気づかない視点などが学べる、塾側でペースを考えて宿題もだしてくれる、といった利点があると感じています。

しかし、家庭で取り組めるのであれば、問題はないと思います。

 

デメリットとしては、塾に通わせることで安心してしまい、個人にとって必要な学習をしなくなってしまう危険性があると感じています。

集団塾は良くも悪くも塾のペースで学習が進んでいくので、塾に丸投げしないように気を付けたいと思います。

 

また、勉強という個人プレーをテストで評価され、成績でクラス分けをされる世界が低学年の子にとっていいのかわかりません。

子どもに偏差値重視、自分だけ良ければいいという価値観を持たせないようにしたいです。

 

まとめ

ということで、以上をまとめると、

  • 通塾は小3の2月ごろからで大丈夫
  • 低学年からの家庭学習の習慣は大事
  • 様々な体験は中学受験にもその後の人生にも役立つ
  • 子ども本人が塾に通いたいなら、低学年でも楽しめる

というのが私の考えです。

 

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