仕事+子育て+2026中学受験

フルタイム勤務と子育て、中学受験のサポートに奮闘する母のバタバタ日記です。中受ボリュームゾーンの日常をお届けします。

卵とお酢で「スケルトン卵」を作ろう!

ケルトン卵」または「プヨプヨ卵」という理科の実験をご存知でしょうか?

生卵をお酢に入れて観察するという、わりとメジャーな実験です。

我が家ではこの実験で2回失敗し、3度目で成功したので、失敗しないためのポイントとあわせてご紹介します!

 

用意するもの

生卵

お酢

ガラスのコップやビン(卵全体が入る、口の広いもの)

キッチンペーパーと輪ゴム

 

実験の方法

1. 卵は水で洗い、コップやビンは洗剤で洗っておく

◎ポイント: 汚れがついていると実験がうまくいかないかも

 

2. コップやビンに生卵を入れ、お酢をそそぐ。しばらくすると卵から泡が出てくる

◎ポイント: 卵全体がかくれるまで酢を入れます。卵1個にお酢200ml以上を使うと良いそうです

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3. ホコリが入らないようにキッチンペーパーと輪ゴムでフタをする

◎ポイント: 二酸化炭素が出てくるので密閉はしません

 

4. 2日目に卵を観察。お酢から卵が出ていたら、お酢を足します

✖️我が家の失敗ポイント: お酢を追加しなかったら、お酢から出ていた部分の殻が残ってしまいました

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2日目の様子。泡がたくさん出て、上には殻の一部らしきものが浮いています。

 

5. 2日を過ぎてまだ殻が溶けていない場合、お酢を追加するか、新しいお酢に入れ替えます

 

6. 3〜5日ほどたち、殻が溶けて、うすいまくだけになったらできあがり!

卵を取り出して、軽く水で洗います。

殻が残っていても、優しくこすりながら洗うととれます。

✖️我が家の失敗ポイント: 水洗いをするときに手でゴシゴシしたところ、皮が割れて卵の中身が出てしまいました…

◎ポイント: 指の腹でやさーしく洗います。殻が取りにくいようなら、水気をふいて、もう一度新しいお酢にしばらくつけておきます

 

7.  卵はうすいまくと黄身、白身だけになります。さわるとプヨプヨ、黄身が透けて見えます。実験前のたまごとくらべてみると、ひとまわり大きくなっています。

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まくをやぶると、中身は普通に美味しそうな生卵。

ですが、お酢を吸っていて、臭いからしてすっぱーい!

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子どもたちがプヨプヨして遊んでいると、突然あっさり割れて中身が飛び出してくることがあるので、ボウルやお皿の上で遊ぶことをオススメします

実験後の卵とお酢は雑菌が入るので、食べない方がいいそうです。

 

何で殻が溶けてプヨプヨの卵になるの? 

卵の殻は主に炭酸カルシウムでできています。お酢にはカルシウムを溶かす力があるので、卵をつけておくと殻が溶けます。
ところが殻の内側のうすいまくはお酢に溶けず、白身と黄身を包んだまま残り、プヨプヨの卵になります。
また、卵が元の大きさよりも大きくなるのは、お酢が卵の中に入ってくるからです。

 

他にはどんなものが溶けるの?

他にも貝がらや魚のほね、チョークなども、お酢に入れると泡(二酸化炭素)が出てゆっくり溶けていきます。

 

学校や塾で習う実験、

うすい塩酸 + 石灰石(炭酸カルシウム)

二酸化炭素が発生

これと同じしくみです。

 

この実験、卵をお酢につけている間も、出来上がったスケルトン卵も、とてもお酢臭いです笑

でもほぼ入れて放置するだけの簡単な実験で、小さい子も楽しめます!

立派な自由研究にもなります。

ぜひ試してみてくださいね。