ついに2月1日がやってきました。
穏やかな天気に恵まれ、病気にならず、無事に入試会場に来られただけで幸せです。
受験生の皆様が、落ち着いて実力を発揮できますように!
保護者の皆様も、付き添いや手続きなど大変ですが、頑張りましょう。
今年も塾の激励はなし
今年もコロナの影響で、サピックスの先生による入試会場での激励はありません。
かわりにマイページで応援動画が公開され、長女と一緒に見ました。
お世話になった先生方からの、心のこもったメッセージ、有難いです!
ぷぷっと笑える演出をされている先生も多く、面白かったです。
知っている先生が出てくるたびに娘が動画を止め、色々なエピソードを話してくれるので、なかなか動画が進みませんでした笑
前日の様子
千葉の学校は半分練習だったので、あまり緊張していなかった長女。
今回は前日から「緊張してきた〜」と言って、そわそわしていました。
前日の勉強内容を本人に任せたところ、理科の苦手単元のノートまとめをしていました。
勉強中は集中していましたが、それ以外は次女とおバカな冗談を言い合ったり、中学校の文化祭のパンフレットをながめたり、普段通りの様子でした。
次の日の朝が早いので、9時台には寝かせたかったのですが、結局10時すぎの就寝になってしまいました。
激励電話
昨日の夕方、サピックスの先生からの激励電話がありました。
誰から電話がくるかはお楽しみ、ということでしたが、面談を担当してくださった先生からのお電話でした。
すぐに娘に代わり、5分ほど話しました。
娘は電話中、そわそわした様子で、半径1メートルくらいの円を描きながら、ぐるぐる歩き続けていました笑
電話自体に慣れていなくて、落ち着かなかったそう笑
私も先生と少し話して、今週の予定の確認をしました。
当日朝の様子
今朝は5時台に起き、小鳥がチュンチュン鳴く中、家を出発しました。
行きの電車で、娘は自作の過去問ノート(算数で間違えた問題と解き方をまとめたもの)を眺めていました。
娘の場合、自分で書いたまとめを見ていると落ち着くようです。
他の受験生の方は、親御さんと話したり、知識のまとめの本をながめたり、塾からの応援動画らしきものを見たりしていました。
中学校に到着し、周りの受験生を見た娘は、
「うわ〜、ライバルがいっぱいいる〜。いや、4月から同級生かもしれないな。あの子、Vバッジつけてる!友達になろう。名前は、そうだな、さやちゃんってことにしておこう」
なんて、勝手に命名までして、一緒に通学する様子を妄想していました。
大好きな学校、もう通う気満々です。
前回の入試では無言のお別れとなりましたが、今回は「じゃあね〜」と笑顔でハイタッチしてお別れできました。
親たちはその後も、我が子の後ろ姿が見えなくなるまで、じーっと見つめちゃいますね。
念のようなものを送りながら。
ここまでくると、既に天命は決まっていて、あとは結果を知るだけなんだという気がしています。
どの学校に通う運命なのか、結果発表が楽しみです。
2月1日から3日は夫婦共にリモートワークにさせてもらっています。
長女の付き添いと手続き関係は基本的に私、次女のケアと家事は夫が担当です。
親の思い
親からすると、あれもこれも中途半端なまま受験日を迎えてしまった…という気持ちがあります。
立体切断とか、浮力とか、地理データとか…最後まで仕上がらなかったな、と思う単元が次々に思い浮かびます。
本人には口が裂けても言いませんがね。
「ここまで頑張ってきて、すごい!きっと志望校に通えるよ」と伝えていますし、こちらも本心です。
そもそもかなりチャレンジングな中受の世界。
膨大な量のテキスト。大人でも知らない知識、解けない問題。
きっと完璧な状態で当日を迎えられる子の方が少ないし、満点を取る必要はないし、やれるだけのことはやった!と割り切って、子どもの力を信じるしかないですね。
3年間、色々とありましたが、何とか受験勉強を続けられて、大好きな学校を見つけ、笑顔で入試会場に向かえる。
これがどんなに恵まれたことか。
親は子どもに期待してしまうし、子どもの幸せのためには何でも手助けしてあげたくなりますが、子どもの人生を生きるのは子ども。
子どもの力を信じ、応援者として見守っていきたいです。