「サピックスとグノーブルの違い」シリーズが長くなってしまったので、一旦この記事までにしたいと思います。
さて、先生との距離については、グノーブルの方が若干近いと思います。
サピックスもグノーブルもいわゆる「面倒見がいい」タイプの塾ではありませんが、しいて言えばグノーブルの方が面倒見がよさそうです。
先生への質問のしやすさ
サピックスでは分からない問題があって先生に質問がしたい時は、授業後の質問教室で聞くことになっています。ただ、質問するのに待ち時間があったり、帰宅が遅くなったりするので、人によっては利用しにくいと感じるかもしれません。
長女は並んでまで質問する子ではなかったので、3年間で数回しか利用しませんでした。先生の説明は分かりやすかったそうなので、親としてはもう少し質問したらいいのに…と思っていました。
毎回質問して帰っている子もいたので、まちまちだと思います。
ただ、「わからなければ先生に聞けばいいや」という感覚だと良くないそうので、家庭学習を通して自分で考えた結果、どこまでできて、どこから分からないのか説明できる状態で質問してほしいとのことでした。自分で考えてみることも、とても大事ですよね。
グノーブルでは授業の前後に質問ができます。一番いいのはその日授業がある教科について、担当の先生に聞くことです。担当の先生が他の校舎で教えていて、いない場合があり、その際には他の先生に聞くことも可能だと言われました。
サピックスでもグノーブルでも、電話やメールで質問するという方法もあります。先生が電話で説明してくれますが、図などを使って解説してもらった方が分かりやすいことも多いですし、分からない問題がある度に先生に電話するわけにもいかないので、あまり活用できないかもしれません。
先生に質問できない時は、テキストの解説を読む、授業動画を見る、ネットで検索する、市販の参考書を参照する、個別指導や家庭教師の先生に聞く、といった手段をとることになります。
欠席時の対応
グノーブルでは、授業を欠席すると、先生がグノレターというお手紙を書いてくれます。単元のポイントや宿題について書かれたメモです。
サピックスでは休んでもテキストを渡されるだけだったので、グノーブルの先生から手書きのお手紙をいただいた時はびっくりしました。
サピックスの場合はの「年間学習法」の冊子が配られていたり、マイページに欠席者用の家庭学習のリストが載っていたりしたので、必要ないのかもしれません。
グノーブルでは授業を担当している先生が、必ず覚えてほしいポイントや、大問単位で宿題を指定してくださり、分かりやすくて助かります。
まとめ
①〜④の記事をざっくりとまとめると、以下の通りです。
《カリキュラム・授業・テキスト》
サピックス ≒ グノーブル
《家庭学習の量》
サピックス > グノーブル
《情報量》
サピックス > グノーブル
《面倒見の良さ》
サピックス < グノーブル
あくまでも我が家が通ってみた印象なので、気になる点があれば、それぞれの塾にお問い合わせください。