『二月の勝者』15巻までは感想を書いていましたが、娘が6年生になってからは余裕がなくなり、新刊を読んではいたものの、感想を書けずにいました。
そしてその間に2023年組は『二月の勝者』の展開を追い越し、受験終了してしまいました。
受験が終わってみても、やはり『二月の勝者』は良くできていると思います。
久しぶりに最新刊が出たので、16巻から18巻までざっくりと振り返ってみました。
ストーリーや登場人物たちの入試結果などには触れません。
16巻は6年生の1月中旬から2月1日まで、
17巻は2月1日から2月2日まで、
18巻は2月2日から2月3日までのお話です。
クライマックスすぎて、1巻で1日分ぐらいしか進みませんね。
それでもジェットコースターのような展開。中学受験は本当に濃いですね…
怒涛の受験と結果発表の嵐で、受験期間中の親子の気持ちを疑似体験することができます。
ここまでくると各キャラクターに愛着がわいていて、結果が出るたびに一喜一憂。これまでの出来事が思い出されて号泣です。
『二月の勝者』はフィクションです。漫画です。登場人物と入試結果は創作されたものです。
それでも、つい本物の偏差値表と見比べてしまうのが中受親…
偏差値帯は四谷大塚と日能研偏差値が近いと思うので、サピックス偏差値よりもそちらの方が参考になります。
学校名の当てっこも楽しいですね。
一部ですが、こんな感じでしょうか。
OK → 慶應
早米田 → 早稲田
新宿学園新宿 → 渋谷教育学園渋谷
有栖川学園 → 広尾学園
修学院 → 学習院
上池袋 → 巣鴨
鷹縄 → 高輪
黒薔薇女子 → 白百合学園
豊島園 → 豊島岡
中夫 → 大妻
馬武立 → 普連土
都立大石山 → 都立小石川
「馬武立(まぶだち)」は、なかなかのパワーワードだと思います(笑)
あとは桜花ゼミナールからの受験生はいなかったようですが、
駒澤四方 → 駒場東邦
不二三女子 → 富士見
でしょうか。
18巻では都立受検の厳しさについても触れていました。
たしかに、思考力や文章力をきたえる内容は良いのですが、何年もかけて勉強しても、チャンスは1回、ほとんどの子が受からない…というのは厳しいですよね。