仕事+子育て+2026中学受験

フルタイム勤務と子育て、中学受験のサポートに奮闘する母のバタバタ日記です。中受ボリュームゾーンの日常をお届けします。

【中学受験】過去問の出来と実際の入試結果

塾の先生からは、「過去問の点数は当てにしないでください」と言われていました。

でも、過去問の出来はとっても気になりますし、受験校を決める上でも参考にしますよね。

一例として、娘の持ち偏差値と志望校の80%偏差値とのおおよその差過去問の出来と、実際の入試結果をざっくりと記載しておきます。

 

過去問に取り組んだ時期

サピックスから指示された通り、9月から過去問を解き始めました

過去問の進みが遅く、取り組めた回数(年数)は少なめです。また、同じ問題を2回解くことはありませんでした。

サピックスで過去問の添削や質問を受け付けてくれるのは12月まででしたが、1月にも残った過去問を解きました

 

1月校の過去問と入試結果

前受校(持ち偏差値−2)

1月校は1校だけ受け、無事に合格しました。

過去問は1回分だけ解き、採点結果は合格最低点+5点でした。意外とギリギリ!

志望順位が高くなかったことと、一回目で合格最低点を超えたこと、そして出題傾向から塾の授業の復習をしていれば問題ないと判断したことから、それ以上は過去問を解きませんでした。

 

2月校の過去問と入試結果

持ち偏差値-5から+10くらいの学校を候補にして、偏差値関係なく娘の意見を尊重して志望順位を決めました。

 

第一志望A校(持ち偏差値+2)

学校を訪れて娘が運命を感じた本命校です。

模試の判定も入試の手ごたえも五分五分といった感覚でしたが、無事に合格をいただけました。

過去問は、9月に初めて解いた際には4教科合計の合格最低点の6割しかとれず、ぼろっぼろでした。出題傾向はSOと全然違い、娘には言いませんでしたが、正直、問題との相性は悪そうでした。まずはこの学校の過去問に慣れるために頑張りました。

徐々に点が取れるようになり、1月にやっと、4教科合計で合格最低点+5〜10点くらい取れるようになりました。それでも安全とは言えず、ヒヤヒヤしました。最後まで合格者平均には届かずに終わりました。

 

算数の過去問は、9月に初めて解いた時には100点中20点しか得点できませんでしたが、1月には8割ほど取れるようになりました。入試本番でも8〜9割得点できたと思う、と言っていました。

過去問によく出てきた単元を頑張って攻略しましたが、今年の入試では出題されず、娘はテスト中に「えー?!今までの努力はいったい?!」と思ったそうです。塾で幅広く学んでおいて良かったです。

娘の場合、最後に算数が驚くほど伸びました。元が壊滅的だったので、伸びしろしかなかったのだと思います。伸びしろを使い切らないまま終了した気もしますが笑

 

第ニ志望B校(持ち偏差値−5〜+2)

受験日によって偏差値に幅がある学校でした。

とても素敵な学校なのにサピックス偏差値が高くなく、「お得な学校を見つけた!」と喜んでいたら、人気が上がってきて少し心配でした。

過去問は11月以降、合格最低点を超えていて、この学校が精神安定剤になっていました。

しかし、1回目の入試で不合格となってしまい、再チャレンジをして合格できました。

娘は1回目の試験後に「8割得点できたと思う。受かる自信がある」と言っていたので、ミスを連発したのか、疲れていたのか、問題が簡単そうに見えて実はそうではなかったのか…

分かりませんが、何か理由があったのだと思います。

試験後の子どもの感想は当てにならないということを、身をもって学びました。

 

第三志望C校(持ち偏差値+10)

A校と出会う前に目指していた学校です。

コロナ禍で在校生と接する機会がなく、娘の中で志望順位が下がってしまいました。

過去問は3年分やりましたが、1月になっても合格最低点の8割くらいしか取れませんでした。

偏差値が10も上だと問題が難しく、ほかに熱望校があったので娘のやる気も出ず…。

しかも本命のA校とは問題の形式が異なっていました。A校とC校両方の対策をするとどちらも中途半端になる危険性があると思い、A校を優先することにしました。

なのでC校は機会があれば記念受験する、くらいのスタンスでした。

結局、第二志望校の再チャレンジを優先したため、C校は受験せず。残念ながらご縁がありませんでした。

 

過去問を解いてみて、偏差値+5の学校は頑張ればチャンスがありそうでしたが、+10の学校はかなり気合を入れて特訓し、当日の運も味方にできないと、どうにもならなそうな感じでした。

実際、サピックスの校舎の合格実績や、娘のお友達の入試結果を聞くと、持ち偏差値+5くらいの学校に合格する子は多いですが、+10となるとまれです。

 

第四志望D校(持ち偏差値+4〜5)

こちらも第一志望のA校よりも偏差値が高く、志望順位が下がるため、受ける必要も機会も無さそうでした。

ただ、試験問題との相性は一番良さそうで、過去問はA校よりも早い段階(12月初め)で合格最低点をこえ、合格者平均近くまで取れていました。

A校に合格したため、受験せずに終わりました。

 

第五志望E校(持ち偏差値+2)

日程的にちょうどよく、併願校として受けた学校でした。

他の学校の対策を優先したため、一度も過去問を解かずに入試に突入してしまいました。(どんな出題形式か、くらいは確認しました。)

第一志望校と偏差値は同じですが、不合格でした。

敗因は、シンプルになめていたんだと思います。入試当日も、本人、やる気なさそうでした…。

そんな失礼な気持ちで受けてしまって、受からなくて良かったと思います。

偏差値帯は同じでも、本気度によって結果は変わるものだと思いました。

 

まとめ

まとめると、

  • (特に最初の頃の)過去問の出来が悪くても諦めない
  • 最後まで過去問の点数がギリギリでも、何とかなる
  • 子どもの試験後の感想は当てにならない
  • やる気は大いに結果に影響する

と感じた入試結果でした。

 

一番言いたいことは、「過去問の出来が悪くても諦めない!」ということです。

過去問を解いていくと本当に慣れていきましたし、一問でも多く取れるように、コツコツとテキストに戻って復習することで、最後に驚くほど力がついたと思います。

 

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