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フルタイム勤務と子育て、中学受験のサポートに奮闘する母のバタバタ日記です。中受ボリュームゾーンの日常をお届けします。

【2023年結果偏差値】日能研・四谷大塚・首都圏模試


各社の2023年入試結果偏差値が公開されました。

長女の同級生たちの受験結果なので、例年とはまた違った思いで見ています。

 

日能研偏差値:

www.nichinoken.co.jp

 

四谷大塚偏差値:

www.yotsuyaotsuka.com

 

首都圏模試偏差値:

www.syutoken-mosi.co.jp

首都圏模試は2022年との比較があります。

 

SAPIXは結果偏差値を公開していないので、2022年12月の予想偏差値が最終版ということになります。

 

入試前から人気が上がると言われていた学校は、やはり偏差値が上がっていました。

いくつか紹介します。(すべて80%偏差値)

 

日本学園(男子校)

2022年首都圏模試偏差値 40~41 → 2023年偏差値 60~62

2022年Y偏差値 圏外 → 2023年偏差値 50~51

明治大学の系列校化、共学化が決まり、偏差値は1年で+20。

 

開成(男子校)

2022年Y偏差値 71 → 2023年偏差値 72 

日本学園が上昇率で話題をさらいましたが、今年、都内の男子校は全体的に倍率が上がったそうですね。

また、今年は開成、桜蔭などの最難関校で出願者が増えました。コロナ禍が少し落ち着いて受験生が攻めの姿勢に転じたこと、教育内容や新校舎の建設などが影響したと言われています。

 

渋谷教育学園渋谷(共学校)

2022年Y偏差値 66 → 2023年偏差値 67 (男子)

2022年Y偏差値 69 → 2023年偏差値 70 (女子)

広尾学園(共学校)

2022年Y偏差値 59~65 → 2023年偏差値 61~66 (男子)

2022年Y偏差値 63~68 → 2023年偏差値 64~69 (女子)

このあたりは安定して人気ですね。広尾学園小石川も高い偏差値を維持しています。

三田国際も今年は声の教育社の過去問出庫率が前年比139.6%と人気でした。

今年の付属校人気は全体としては落ち着いたようです。

 

実践女子学園(女子校)

2022年首都圏模試偏差値 50~58 → 2023年偏差値 53~61

2022年Y偏差値 41~45 → 2023年偏差値 44~47

声教の過去問出庫率は前年比123.3%で、女子校ではトップの伸び率でした。

新しい取り組みを頑張っている伝統女子校が見直されている流れかと思います。他にも人気が上がった女子校が多くありました。

 

湘南白百合学園(女子校)

2022年Y偏差値 49~57 → 2023年偏差値 52~58

こちらも人気の伝統校で、午後の1教科入試で算数もしくは国語を選べるようにするなどして、人気が再燃したそうです。

 

三輪田学園(女子校)

2022年首都圏模試偏差値 48~57 → 2023年偏差値 48~58

2022年Y偏差値 43~46 → 2023年偏差値 44~47

法政大学との連携拡大を発表して話題となり、偏差値は少し上昇しました。

 

12月の予想偏差値と3月の結果偏差値とで4ポイント以上、上下した学校もありました。

(今年色々と話題になった芝国際を除いても。)

新興校だったり、校舎の建て替えがあったり、大学合格実績がよくなったりすると、予想が難しいですね。

 

また、各社の結果偏差値を比べると、学校の偏差値順には若干ばらつきがあります。

例えば、都内女子の2/1午前の偏差値は、

四谷大塚

桜蔭>渋渋=女子学院>早実>雙葉>吉祥女子=広尾学園

日能研

桜蔭>渋渋>女子学院=早実>雙葉=広尾学園>吉祥女子

SAPIXの2022年12月の予想偏差値は

桜蔭=渋渋>女子学院>早実>雙葉>広尾学園>吉祥女子

です。

偏差値で1~2の差なので、微妙な違いですが。

 

その少し下を見ると、日能研偏差値では東洋英和(第1回)=大妻(第1回)だけど、四谷大塚偏差値では東洋英和と大妻の差が6もあったり。

 

偏差値表は単純なランキング表ではないし、ちょっとしたことで偏差値は変わるものだと思いました。

 

結局、偏差値は「これくらいの学力があると合格しやすいみたい、たぶん」といった目安でしかないという印象です。

渦中にいると細かい数字に振り回されかねませんが、学校や入試問題との相性、受験生本人の意思など、数字以外の部分も大切にしたいです。

 

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